「リールの伸ばし方がわからない…」
「今までの方法だと伸びなくなってきた」
とお悩みの方はいませんか?
今回は、2025年最新版リール完全攻略方法を解説していきます。
リールを攻略する上で、以下の8項目を見直す必要があります。
1.リール拡散の仕組み
2.企画出し
3.台本作成
4.撮影
5.編集
6.分析
7.設定
今回は前編として、1〜3までを解説していきます。
リールの仕組みを理解する
1. リールの拡散は「アカウント × 投稿の質」で決まる
リールのアルゴリズムは以下のように動作します。
①投稿を公開する
②その投稿は、フォロワーとフォロワー外のユーザーに表示される
③そこで投稿の質が評価され、良い評価を受けるとさらに拡散されていく

このとき重要なのは、
- フォロワーの質(エンゲージメントの高さ)
- フォロワー外の評価(どれだけ関心を持たれるか)
になります。
特に、リールでは フォロワー外からの評価がより重要 になります。
2. リールでは「フォロワー外の評価」が特に重要
インスタグラムには
「リール(ショート動画)」と「フィード(画像・テキスト投稿)」の
2つの投稿形態があります。
フィード投稿は、フォロワーからの評価が拡散に影響しやすく
リール投稿は、フォロワーの評価も重要ですがフォロワー外からの
評価の影響が大きいと言われています。
つまり、リールはフォロワーの反応が悪くても、
フォロワー外のユーザーからの評価が高ければ拡散される ということです。
では、どうすれば評価を高められるのでしょうか?
そのためには、投稿の質を上げることが必要になります。
リールの質を高めるためには、次の4つのステップが重要です。
- 企画:どんな内容を投稿するか
- 台本:動画の流れを考える
- 撮影:構成や話し方を工夫する
- 編集:視聴者が飽きずに見られるように仕上げる
この4つのステップをしっかり押さえることで、
リールのクオリティが上がり、より多くの人に届きやすくなります。
3. シェアの評価が非常に重要
インスタグラムの公式情報でも
「シェアの評価を重視している」と明言されています。
実際、インスタグラム内では
「シェアを促す広告」が表示されることもあり、
シェアの重要性が強調されています。
シェアされることで新しい視聴者に投稿が届き、
インスタグラム側に「価値のあるコンテンツ」と評価されるからです。
特にシェアされやすい動画の長さは 15秒〜30秒 です。
これを意識することで、より拡散されやすくなります。
4. 保存の数も評価に影響する
リールの拡散において 保存の数 も重要な指標のひとつです。
いいねは「その瞬間の評価」にすぎませんが、
保存は「後でまた見たい」という意思表示になります。
例えば、レシピ動画なら「後で作りたいから保存する」という行動が
発生します。
「保存される=価値のあるコンテンツ」という点を
インスタグラム側も評価します。

企画出し
企画を決める際に、最も重要なポイントは
「一発逆転ネタを探すこと」です。
「一発逆転ネタ」とは、フォロワー数500人程度の小規模アカウントが、
一気に有名になるきっかけとなった動画のことを指します。
このネタを見つけることができれば、
アカウントが一気に成長する可能性があります。
具体的な「一発逆転ネタ」の探し方を解説していきます。
1. ハッシュタグ検索でリサーチ
まず、インスタグラムでハッシュタグ検索を行い、
自分のジャンルに関連するアカウントを探します。
例えば、ダイエット系なら「#ダイエット」と検索し、
出てきた投稿をチェックします。
その中から、フォロワー数が1000〜1万人程度のアカウントを見つけます。
500人程度でも問題ありません。
フォロワーが多すぎるアカウントは参考になりにくいため、
基本的にはこの範囲で探していきます。
もし適切なアカウントが見つからない場合は、
フォロワー数10万人以上の大手アカウントのフォロワーリストを
確認すると、同ジャンルの小規模アカウントを発見しやすくなります。
2. 過去の投稿をチェック
見つけたアカウントのプロフィールを開き、投稿を遡ります。
特に「アカウントの初期段階で伸びた投稿」を探すのがポイントです。
直近の投稿ではなく、
フォロワーが少ない時期にバズった投稿をチェックすることで、
まだ影響力がなかった頃に何がウケたのかが分かります。
例えば、現在フォロワー1万人のアカウントが、
フォロワー500人の時に投稿してバズった動画があれば、
それは「一発逆転ネタ」と言えます。
こうしたネタを参考にすることで、
自分のアカウントでも同じようにバズらせることが可能になります。
3. TikTokでリサーチ
Instagramだけでなく、TikTokもリサーチに活用できます。
TikTokには「TikTokスタジオ」という機能があり、
最近バズっている動画を一覧で確認できます。
【手順】
- TikTokを開き、右上の三本線をタップ
- 「TikTokスタジオ」を選択
- 最近の伸びている投稿をチェック

ここでフォロワー数が少ないにもかかわらずバズっている動画を見つけら、
インスタグラムでも同じ手法を試してみる価値があります。
なぜなら、インスタグラムでバズる動画の多くは、
元々TikTokで話題になったものだからです。
4. YouTubeでリサーチ
YouTubeでも「一発逆転ネタ」を探すことが可能です。
【手順】
- YouTubeで自分のジャンルを検索(例:「Instagram運用」)
- 検索フィルターを開き、「視聴回数順」に並び替える
- チャンネル登録者数を確認し、登録者が500〜1万人程度のアカウントでバズっている動画を探す

例えば、チャンネル登録者数500人のクリエイターが、
数十万回再生された動画を持っていれば、
それは「一発逆転ネタ」と言えます。
こうしたネタを見つけることで、自分の投稿にも応用できます。

台本作成
リール動画を作る際、台本の作成は必要不可欠です。
理由として、台本がなければ撮影がスムーズに進まないからです。
たとえば、動画の構成や話す内容を事前に決めておくことで、
「どのカットが必要か」「どんな撮影をするべきか」が明確になります。
台本なしでは、必要な画像や素材が何なのかも分からず、
撮影自体が難しくなってしまいます。
そのため、まずは台本をしっかりと作成することが大切です。
また、ショート動画では視聴者の離脱が非常に早いという特性があります。
例えば、冒頭で「面白くない」「間が長い」「結論が遠い」と
感じられた瞬間に、すぐに離脱されてしまいます。
特に、喋る際の間や不要な沈黙が生じると、
視聴者は興味を失いやすくなります。
そのため、飽きさせない構成や、
視聴者を引き込む仕掛けを事前に考えておくことが重要です。
実際にリール動画で伸びている人は、
ほぼ全員が台本を作成してから撮影しています。
それでは、台本作成の方法について詳しく解説していきます。
台本の作り方には、大きく分けて2つの方法があります。
- 新サンドイッチ法
- PREP法(プレップ法)
新サンドイッチ法は、「結論 → 説明 → 結論」の3部構成です。
例えば、「レンジで簡単に作れるオムライス」という動画を作る場合、
- 最初の結論:「絶対に美味しい! レンジで簡単オムライス!」
- 説明:「材料はこれだけ。レンジでチンするだけで、こんなに美味しくできます。」
- 最後の結論:「簡単で美味しいので、ぜひ試してみてください!」
このように、結論で挟み込む構成にすることで、
視聴者にとって分かりやすく、最後まで興味を持たせやすくなります。
さらに、説明部分では以下の3つの要素を入れることで、
より差別化できます。
- 基本的な説明(例:オムライスの作り方)
- 応用ポイント(例:「バジルを加えるとさらに美味しくなります!」)
- 感情や実体験(例:「仕事終わりでも簡単に作れて助かる!」)
最後の結論部分は、シンプルに短くまとめるのがポイントです。
「保存して作ってね!」や「フォローお願いします!」といった
短いフレーズにすることで、視聴者の離脱を防ぐことができます。
PREP法は、「結論 → 悩み・理由 → 説明 → 結論」の4部構成です。
例えば、オムライスの例で言うと、
- 結論:「レンジ5分で作れるオムライスが美味しすぎた!」
- 悩み・理由:「オムライスを作りたいけど、時間がなくて面倒くさい…」
- 説明:「そんな時はレンジで簡単に作れます。作り方はこれ!」
- 結論:「簡単で美味しいので、保存して作ってね!」
この方法では、視聴者の悩みに共感し、
その解決策として動画の内容を提示するため、より深い共感を得られます。
特に、ターゲットを明確に設定し、
その人物が抱える具体的な悩みにフォーカスすることが重要です。
初心者の方は、新サンドイッチ法がおすすめです。
シンプルで使いやすく、どんな動画にも応用できます。
より高度な動画を作りたいなら、PREP法を活用しましょう。
視聴者の共感を得やすく、ストーリー性のある動画を作りやすくなります。
これらの台本作成方法をマスターすることで、
リール動画のクオリティが格段に向上し、
より多くの視聴者に届く動画を作れるようになります。
いかがでしたでしょうか?
今回は、リール攻略について以下の3項目を解説しました。
1.リール拡散の仕組み
2.企画出し
3.台本作成
インスタグラムは定期的にアップデートや流行の移り変わりがあるので、
最新の情報を常に獲得し、効率的に伸ばしていきましょう。
後編もぜひ見てください!