「リールはインスタ運用において重要?」
「他の投稿方法と何が違うの?」
と疑問をお持ちの方はいませんか?
今回は、リールとは何かといった基本的なことから
リールの再生回数を伸ばすためのポイントまで
初めての方でも理解できるように解説していきます。
リールとは
リールとは、
15秒〜3分のショート動画の投稿や視聴ができる機能です。
スマホの画面に縦型で全画面に表示される短い動画で、
スマホで撮った動画を投稿しやすく、
動画の編集や文字入れなどの加工も可能です。
リールの特徴とストーリーズとの違い
リールの主な特徴としては以下のような点が挙げられます。
- 縦型フルスクリーンでの動画表示
- 最長3分の動画を作成可能
- テキストやスタンプなどの基本的な編集をすることができる
- 音楽やエフェクト・フィルターなどの動画編集もすることができる
- スローモーションや高速再生など動画の速さを調整することができる
- フォロワー外のユーザーにも表示される
また、
リールと同じく動画機能を備えているストーリーズとの違いは
このようになっています。

ストーリーズとの大きな違いは、
ホームフィードやプロフィール、
発見タブで表示されるという公開範囲の広さです。
自身のフォロワー以外のユーザーにも広くリールが拡散されるため、
より広く多くのユーザーに向けてコンテンツを届けることができるのが
リールの特徴です。
リールは、
より広範囲で一般向けにクリエイティブなコンテンツを提供し、
新しいユーザーにリーチできます。
一方で、ストーリーズは比較的短期的でプライベートな情報や
限られた視聴者に向けたコミュニケーションを重視しているといえます。
リール投稿のメリット
①画像のみの投稿よりも見てもらいやすい
リールは、
フィードやキーワード検索、ハッシュタグ検索、発見タブなどで
表示されやすくなっています。
また、動画は動きがあるため、
画像のみの投稿よりもユーザーの興味を惹句ことができます。
短時間で多くの情報を伝えたいときに効果的で、
編集機能を上手く活用すれば
世界観を分かりやすく表現することも可能です。
②フォロワー以外のユーザーにもリーチできる
リールはフォロワー以外のユーザーにも表示されるため、
より多くのユーザーにリーチできます。
また、リールタブは独立しており、
フォローしていないユーザーの投稿を見るのに
抵抗を感じにくいのが魅力です。
動画の視聴時間が長く、エンゲージメントが高ければ、
フォロワー数に関係なくリーチ数が伸びる傾向があります。
③アカウントの評価が上がる可能性がある
インスタグラムでは、さまざまな投稿形式を活用することで、
アカウントの成長が期待できると明記されています。
リールを投稿するだけでアカウント評価が上がる訳ではありませんが、
多様な投稿形式を活用すると自身のアカウントの魅力を
多角的に伝えられます。
また、コンテンツに合わせて適切な投稿形式を選ぶことで、
ユーザーからの評価を受けられる可能性が高いです。
アカウント評価が上がると、
アルゴリズム上でも有利になると考えられます。
④一度動画を作ってしまえば他のSNSにも展開しやすい
Instagramリールの動画素材は、縦横比が同じため(横:縦 9:16)
TwitterやTikTok、YouTubeショートなどのSNSにも展開が可能です。
制作した動画を再利用することで、
時間やリソースの節約につながります。
他のSNSにも展開すれば、
一つのSNSでは難しかったユーザーにもリーチできるようになります。

リールとアルゴリズムの関係性
リールの場合、
ユーザーが目にする投稿のほとんどが
フォローしていないアカウントの投稿となることを前提に
設計されています。
ユーザーが気に入りそうな動画をインスタグラム側が集めた後、
興味度合いの予測を元に、関連性の高い動画から表示される
仕組みとなっています。
そして、ユーザーの興味度合いを測るための予測項目として、
特に以下の4つが重要な指標として挙げられています。
- 動画をシェアする可能性
- 動画を最後まで見る可能性
- 動画に「いいね」する可能性
- 動画に使用されている音源ページに移動する可能性
これらを踏まえて、
リールのアルゴリズムで特に注目する点を3つ挙げます。
①アカウントのフォロワー数にかかわらず再生数が伸びるチャンスがある
アルゴリズムのアップデートによって、フォロワー数に関わらず
テーマに興味のあるユーザーにリーチする仕組みとなりました。
フォロワーが少ないから…と諦めず、
質の高いリールを作成し再生数向上に努めましょう。
②ユーザーの直近のリールに対する反応が最も重視される
ユーザーの反応との関連性を見出すために、
動画の「いいね!」、シェア、保存といった指標が重視されています。
リールの場合、「視聴完了率」「総再生時間」など
動画ならではのエンゲージメントも評価に加わってきます。
ユーザーが好意的な反応を示すコンテンツかどうか?が
重要ということになります。
③音源の重要性が明言されている
TikTokではアルゴリズムの重要な要素に「音源」が含まれていることは、
比較的よく知られていました。
リールにおいても、
音源がシグナルとして加味されていることは注目するべきポイントです。
インスタグラム公式にて、
「音源ページに移動する」=「ユーザーが自分もリール動画を作ってみたいと感じたかの尺度」と記載があることからも音源の重要性がうかがえます。
最新のアルゴリズムについては過去の記事にありますので、
ぜひご覧ください。
9/22「インスタグラム最新アルゴリズム」
https://note.com/preview/nab4f0abe27dc?prev_access_key=c9efd9c359fe196b86d1984338f924ab
再生回数を伸ばすリール作成のポイント
マーケティングにおいて
リールはユーザーとの初期接点をつくる効果的な手段であるといえますが、何も考えずに動画を投稿しても効果は最大化されません。
そこで、
再生回数を伸ばすリール作成のポイントをご紹介します。
①冒頭3秒でユーザーを惹きつける
ユーザーは動画をスワイプするだけで
簡単にスキップできてしまうため、
そのコンテンツが面白くないと判断されれば、
すぐに離脱されてしまいます。
そのため、即座に「面白い」「楽しい」「知って得する」など
ユーザーに対して何かしらのメリットがあるコンテンツだと
ユーザーの興味を引く必要があります。
②離脱を防ぐ無駄のない編集
テンポの悪い動画は、
「なんの動画かわからない」「魅力がいまいち伝わらない」と
すぐ飽きられてしまいます。
そのため、無駄を省き、テンポの良い編集にする必要があります。
具体的な例としては、
- 不要ところは可能な限りカットする
- 1.5倍速など早回しする
- エフェクトや効果音を使用する
などの工夫が挙げられます。
これにより、離脱を防ぐだけでなく、
一度で理解できなかったユーザーは
「もっと詳しい内容を確認したい」と
関心を高め、滞在時間を伸ばすことができます。
③再生中もわかりやすい位置にテロップを表示し続ける
リールでは、音声をオフにして動画を視聴するユーザーも多くいます。
そのため、ミュートの状態でも
見ただけで動画の概要を理解できるようにする工夫が必要です。
テロップの表示位置が移動すると
ユーザーの視線も動かさなくてはならず
見にくい動画になってしまいます。
動画の最初から最後まで、
わかりやすい位置にテロップを表示しましょう。

編集ツールについて
リールはインスタグラム内で編集することも可能です。
スマホで手軽に編集することができる点から
編集アプリの使用が一般的になってきています。
おすすめの編集アプリとその特徴を解説していきます。
①Cap Cut
簡単な操作方法と
デフォルトで用意されているフィルターやエフェクトが魅力です。
操作が簡単なため初心者でも手軽に編集可能。
動画のつなぎやカット、逆再生、速度変更、
さらに BGM の挿入や自動キャプション作成、
豊富なトラジションなど、
インスタリールに必要な機能はほぼ揃っています。
②VLLO
ビデオのカットや文字入れ、モザイク機能など、機能が豊富。
操作もかんたんでわかりやすいので直観的な編集が可能で、
初心者の方にもおすすめです。
著作権を気にせず無料で使える BGMも入っており、
インスタとの連携も可能になります。
いかがでしたでしょうか?
リールについての概要や使用するメリット、
再生回数を伸ばすためのポイントについてお伝えしました。
リールは、ショート動画を通じてコンテンツを作成し
多くのリーチにつながる可能性のあるツールです
自身のアカウントのマーケティング効果を最大化するためにも、
ぜひ活用していきましょう。