「毎日発信を頑張っているのになかなか伸びない」
「そもそもこのジャンルって需要あるのかな?」
とお悩みの方はいませんか?
そんな方にぜひ取り組んでいただきたいのは
「市場リサーチ」です。
発信したいと思っている内容と
世の中に求められている内容が
一致しないとアカウントの伸びに繋がりません。
今回は、市場リサーチの重要性と方法について
解説していきます。

市場リサーチの重要性について
まず、インスタグラムで案件獲得をするまでの工程を
理解していきましょう。
以下の10工程で構成されています。
①ジャンル選定
②競合リサーチ
③競合分析
④ペルソナ設定
⑤コンセプト設計
⑥投稿デザインの作成
⑦プロフ、キャプション、ハッシュタグ
⑧投稿開始
⑨分析、改善
⑩案件獲得orサービス開始
「⑧投稿作成」までの過程において、
市場リサーチをしていくことが重要になります。
なぜなら、自分の主観だけで投稿ネタやデザインなどを決めてしまうと
「発信を頑張っていてもなかなか結果に繋がらない」
という現象が起こるからです。
反対に、市場リサーチをしっかり行うと
世の中で求められている投稿が何か見えてくるので
結果が出やすくなります。
インスタグラムで発信を始める前に、
市場リサーチして土台を固めておくことが
後にアカウントの伸びに繋がるので
必ず実施することをおすすめします。
早速、市場リサーチ先についてご紹介していきます。
①Facebookライブラリー
Facebookの広告ライブラリとは、Meta広告の配信先であるFacebookやInstagram、Messenger、Audience Networkに現在掲載されているすべての
広告をキーワードまたは広告主名を使って検索できる機能です。
広告のバナーや動画を実際に掲載されている広告とかなり近い形で
見られます。
他にも、広告のリンク先や、
どのプラットフォームに配信されているかなどの情報も確認できます。
検索方法は4つあります。
1.単語で検索→その単語に関連する広告
2複数の単語で検索→全ての単語に関連する広告
3.単語や文章を引用符(” ”) で囲む→引用符(” ”)内と完全に一致する広告
4.3を複数→全ての引用符(” ”)内と完全に一致する広告
②LP(ランディングページ)参考サイト
「LP参考サイト」でリサーチすると
参考になるLPをまとめた参考サイトがいくつか出てきます。
SANKOU!では使用フォントやキーワード、イメージで検索することが
可能なので、目的にあったLPを探すことができます。
③ Instagramでリサーチする方法
Instagramで投稿ネタを検索する場合、
「キーワード検索」という方法があります。
キーワード検索で自分のアカウントが発信しているメインのキーワードを
入力し、おすすめ投稿のクリエイティブや投稿文章、
使用しているハッシュタグ(タグ欄)などを参考にすることが大切です。
おすすめ投稿にあがっている投稿はInstagramのアルゴリズム(フィードや発見タブ、リールタブなどで、投稿の表示順を決めるレコメンドのための仕組み)に評価されている投稿が掲載されているため、ユーザーに人気の投稿がみつかります。
④ Xでリサーチする方法
X(旧Twitter)でInstagramの投稿ネタを検索する場合、
検索欄から自分のアカウントが発信しているメインのキーワードや
同ジャンルを入力し「話題」や「最新」のタブから
いいね、RT(リツイート)、コメントの数が多い投稿をチェックします。
検索欄以外にも「トレンド」という欄で最新のトレンドをみることができるので、参考にしてみましょう。
また、検索欄では
min_faves:1000(スペース)「キーワード」→1000いいね以上の投稿
min_retweets:1000(スペース)「キーワード」→1000RT以上の投稿
のように絞ることができます。
⑤YouTubeでリサーチする方法
YouTubeで投稿ネタを探す場合、
検索欄から「Instagramの投稿ネタ」など、悩んでいる項目を検索します。
一覧からコンテンツ制作の悩みを解消するための動画が出てくるので、
再生数が高い動画(1万回再生以上)から選んで参考にしてみましょう。
また、「検索フィルタ」という機能もあるので、
関連度の高い動画や、視聴回数(再生回数)の高い動画をみつけることができます。

YouTubeはアップされている動画が多く、
たくさんの動画がでてきたときにどれを参考にしようか迷う…と
迷うこともあるかと思いますが、
先程紹介した「フィルタ機能」を使用して最新の情報や、
自分の悩みを解決できるノウハウ動画をみつけてみましょう。
⑥ChatGPTでリサーチする方法
ChatGPT(チャットジーピーティー)とは、
人間のような自然な会話ができるAIチャットサービスです。
質問や悩みを入力すると、
まるで人間と対話しているような形式でAIが回答してくれます。
⑦ラッコキーワードでリサーチする方法
ラッコキーワードとは、
GoogleやYouTube動画など様々なサジェストキーワードを検索できるツールです。
例えば、サウナと検索すると「サウナを調べている人」がどのようなワードと一緒に検索しているのかを知ることができます。

Instagram投稿ネタに関連する悩みやニーズを知りたいときは、
ラッコキーワードを活用してみましょう。
⑧Yahoo!知恵袋でリサーチする方法
Yahoo!知恵袋とは、
日常のあらゆる疑問をほかの利用者に向けて質問したり、
質問に回答することで、疑問を解決していく「知恵」の共有サービスです。
サービス内ではユーザーのリアルな様々な悩みが投稿されているので、
ネタに関連したキーワードやターゲットの悩みを知りたい場合などに
検索して、Instagramネタに活用することをおすすめします。
⑨Googleでリサーチする方法
Google検索でInstagramの投稿ネタを探す場合、
検索欄から「Instagramの投稿ネタ」など悩んでいる項目を検索します。
一覧から、ネタ不足を解消するためのノウハウが掲載されているWebサイトや、「Instagram(スペース)参考になる企業アカウント」と検索すると、
企業のInstagramアカウントのまとめサイトをみつけることができるので、参考になる競合アカウントやフォロワー増加やブランディングに繋がりそうな投稿をみつけることもできます。
Googleの検索エンジンシェア率は90%以上です。
悩みや知りたいことを組み合わせて検索すれば、
Instagramのネタに困った場合でも、
効率的に参考アカウントや投稿ネタをみつけることができます。

これらの媒体でリサーチして市場で求められていることを知ることで
自分の主観(発信したい意図)との掛け合わせが
上手に作れるようになります。
自分の主観と市場のニーズが重なったところが
売れる市場と言われています。
例えば、
食事管理だけで痩せることができるダイエット方法について
発信したいという主観があります。
しかし、市場では「自宅でできるトレーニング」がダイエットコンテンツで大人気だったとします。
この場合、食事だけダイエットを発信しても、
市場ニーズがないので伸び悩むことが予想されます。
しかし、リサーチをしていく中で
運動をしたくない層もいることが見えてきました。
この層に向けてなら、食事管理の内容を発信することができます。
テーマに「運動している人必見」などの文言を入れることで、
本当は運動したくない人たちのニーズを満たすことにつながるでしょう。
市場ではどんな悩みを抱えている人が多いのかをリサーチしていくことが
重要になります。
自分の主観と市場のニーズを掛け合わせるのが難しいという場合も
あると思います。
そこでおすすめなのは、
自分の主観の中に市場のニーズを入れ込むことです。
Vlog形式など、繕わず自分のリアルを発信していく方法です。
ダイエットを例にすると、
自分の現状とダイエット経過をさらけ出し、
リアルをお伝えすることで市場のニーズにしっかりとマッチします。
このように、
どちらかの方法で自分の主観と市場のニーズが重なり合う部分を見つけ出し、
満足度をとることができる発信をしていくことが重要になります。
いかがでしたでしょうか?
今回はインスタグラムの市場リサーチの重要性と
その方法について解説しました。
今からインスタグラムを始めようとしている方はもちろん、
伸び悩んでいる方、アカウント設計を見直したい方は
ぜひ記事を参考に取り組んでみてください。