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ストーリー運用&教育について

Instagram運用ノウハウ



インスタグラムのストーリーは
インスタ運用において重要な機能です。

ストーリーは24時間限定で「今」を伝えることができて、
他にも多くの機能を持っています。

しかし、活用方法がわからず
何を発信したら良いか悩んでいる方も
いるのではないでしょうか?

今回は、ストーリーの機能から
フォロワー獲得のためのアプローチ方法まで
詳細に解説していきます。


ストーリーとは

ストーリーとは、
24時間限定で画像・動画を投稿する機能です。

ストーリーの投稿は、
写真なら1枚、
動画なら15秒ごとに(4つに分割されるが、実質は最長60秒まで)
投稿可能で、文字入れなどの加工もアプリ内で行うことができます。

ストーリーは24時間限定の公開であるため、
気軽にその場の写真や動画にコメントを添えて、
シェアできるのが魅力です。



ストーリーの特徴


①ユーザーがコンテンツのみに集中できる


画面いっぱいにストーリーの投稿が表示されるため、
他の投稿や広告などに注意が移ることがありません。

アピールしたい商品・サービスの特徴を
動画でダイレクトに伝えられる
ところがストーリーの強みと言えます。



②24時間経過すると消える

Instagramのストーリーは、
投稿から24時間経過すると自動で消えます。

このため、期間限定のセール情報や新商品の簡単な説明など、
アカウント画面に残す必要がない情報も手軽に発信することが可能です。

アカウントに残したい投稿と
一定期間後に消したい投稿を分けたい際
にも、
ストーリーは有用です。



③ハイライト機能によって24時間経過後も投稿を残せる

ストーリーの投稿は公開から24時間後に削除されますが、
「ハイライト機能」を活用することで
24時間経過後もプロフィール上に投稿を残すことが可能です。

ハイライトにしたストーリーは削除しない限り表示され続けるので、
反響が大きかったストーリーなどを保存しておくのに便利です。



④商品URLで購買ページへ誘導できる

ストーリーにはURLを掲載することも可能です。

商品URLを表示することで、
ストーリーの視聴者を購買ページへ誘導しやすくなります。

ストーリーに商品画像・動画を掲載して、
その画面にURLを掲載すれば
URLのクリック率も高めやすいです。


ストーリーの機能


ストーリーで使用したい画像を選択し、
上部のマークをタップすると機能が表示されます。



①アンケート機能が活用できる

ストーリーズの中に実装されている
「2択の質問」ができるスタンプ機能です。

ユーザーは片方をタップして投票し、
その結果を即座に確認できる仕様です。

質問する項目も自分で決めることができるので、
さまざまな質問が実施できます。

アンケートの活用事例としては、

クイズとして使う(2択のクイズ)
リスト獲得(はい/いいえでアンケートを取り、はいの人をリストアップするなど)
効果測定の場として利用する(「この投稿役に立ちましたか?」と尋ねる)

などがあります。



②絵文字スライダー機能

質問に対してユーザーが絵文字をスライドさせて
度合いを回答できるようにするスタンプ機能です。

アンケート機能のひとつと考えてもよいでしょう。

投票したユーザーは投票の平均値を確認することができます。



③質問箱

質問箱は、任意の質問に対して、文章で回答してもらいます。

ユーザーは最大36文字のテキストが入力できます。

回答されたテキストは、質問者がストーリーに公開することもでき、
質問からその回答までを実施できる機能です。

質問箱を活用して、フォロワーとコミュニケーションをとることも
有効な方法です。

フォロワーからのコメントやリアクションなども
ストーリーズにシェアすることができるので
フォロワーに感謝や返答を伝え、親密度を高めましょう。




④場所、メンション、ハッシュタグ、時間

位置情報やアカウントのメンション、ハッシュタグ、
現在の時間をスタンプとして追加できます。



ストーリー活用のメリット


ストーリーズはフォロワーに届きやすい一方で
フォロワー以外にはリーチしづらいため、
フォロワーとのコミュニケーションに活用することがポイントです。

ストーリーズがフィード投稿に良い影響を与えることもあり、
フィード投稿後にストーリーズでフィード投稿したことを知らせることで、フィード投稿のインプレッションやリーチの獲得につながります。

また、Instgaramの親会社であるMetaによると、
「日本におけるデイリーアクティブアカウントの70%がInstagramのストーリーを利用している」と発表しています。

多くの人がストーリーを使用しているため、
フィード投稿後のストーリーズ投稿は効果的です。


ストーリーの目的


ストーリーの目的は以下の2つです。

①ユーザーの認知をとる
②マーケティングの視点から教育をする

1つずつ説明していきます。


①ユーザーの認知をとる

ストーリーはフォロワーに届きやすいため、
ストーリーの投稿によって
フォロワーにアカウントを認識してもらえる可能性が高いです。

より多くのフォロワーに見てもらうためには、

・CTAの設置
・インスタグラムに広めてもらう


2点が必要になります。



CTA(call to action)とは、行動喚起のことです。

例えば、フィード投稿の最後のページに
このようなページを設置してあるのを見たことがある人も多いと思います。

ユーザーに「こちらのハイライトも見てね」と促すことで、
ハイライトをタップするという行動を起こすことに繋がります。

ハイライトだけでなく、「ストーリーを見てね」も可能です。

ストーリーの閲覧によって、
アカウントの存在を認識してもらえる可能性が高まります。

次に、ストーリーをインスタグラムに広めてもらうためには、
アルゴリズムを理解する必要があります。

インスタグラムのアルゴリズムは、
いいねや保存などのデータをもとに、
興味・関心をそれぞれ数値化し、
フィードやリール、発見タブなどにおける投稿の表示順を
決める仕組みを指します。

Instagramには、上記データに加え、
視聴維持率やプロフィールへのアクセスなど、
細かな行動データ
を緻密に組み合わせた多くの要素をもとに
アルゴリズムを組んでいます。

そのため、自分のストーリーを多くの人に届けるための方法は
ひとつではなく、様々なアプローチが必要になってきます。

アプローチ方法については過去の記事を参考にしてみてください。

8/25 「フォロワーの増やし方」
https://editor.note.com/notes/nc28ac24c8e6b/edit/



②マーケティングの視点から教育をする

インスタグラムをビジネスとして運用する際、
最終的なゴールは商品を販売して売り上げを作ることです。

商品を売るためには、
お客様に自身の問題や商品の価値をを認識してもらい、
信頼を築きながら購買意欲を高めるアプローチをする必要があります。

これを、マーケティングにおける「教育」と言います。

教育には6つの要素があり、段階を踏んで習得していきます。




〈 6つの教育 〉

1.目的の教育

ここでの目的とは、あなたの情報発信や商品の販売により、
ユーザーを連れて行こうとしている「理想のゴール」のことです。

理想のゴールを読者に提示し、そこに対して読者に強く憧れてもらい、
ユーザー自身が自発的にその目的を目指して進んでもらうように促します。



2.信用の教育

信用の教育とは、お客さんの不信感をなくして、
信用を得るための教育のことです。

具体的にいうと、
実績の証明(目に見える証拠)
価値提供(無料プレゼント)
自己開示
が挙げられます。



3.問題点の教育

問題の教育とは、
お客さんの理想を実現する上での障害物を
自覚させる教育のことです。

答えを教えるのではなく、問題点を明確にして、
ユーザーが問題点を克服したいという強い欲求を持ってもらう
ように
関わります。



4.手段の教育

手段の教育とは、
問題点を克服するための手段の選び方の教育のことです。

「あなたの理想を手に入れるためにはこの方法が1番」と
学術的根拠や信ぴょう性の高いデータ等を使って、
あなたが提供する手法が最も効果的と教育していきます。



5.投資の教育

投資の教育とは、
目的を達成するためのお金の使い方の教育のことです。

「いいものには投資すべき」というマインドの方がメリットが多いことを
伝えて、お客さんのマインドセットを手伝いましょう。



6.行動の教育

行動の教育とは、
ユーザーに今すぐ行動を起こしてもらうための教育のことです。

「購入する」という行動に移ってもらわないと、
いつまで経ってもユーザーに変化を与えることはできません。
結果、ビジネスを通してユーザーを救ってあげることはできなくなります。

「行動する人は成功する」ということを伝えて、
得られるメリットやベネフィットも具体的に説明しましょう。


「6つの教育」はマーケティングにおける基本的な考え方です。

これをインスタグラムのストーリーに落とし込んで考えると
以下のようになります。

10項目の内容をストーリー内に盛り込むことを意識してみましょう。


①可能性の肯定

┗今、成功している人も最初は地道な努力の積み重ねから始まっているということを伝える

┗過去の自分ができないから今の自分もできないということはないと伝える



②間接的に否定する

┗失敗事例を共有する



③親近感をわかせる

┗失敗談を共有し、誰でもミスすることはあると伝える



④向上心を表現する

┗新しい学びや挑戦している様子を伝えて、感化させる


⑤権威性を表現する

┗お客様の声を届けて安心感を与える

┗成果、肩書きを共有して信頼を高める



⑥理想図を描かせる

┗こうなりたい!という理想の姿を提供する



⑦再現性を担保する

┗誰でも再現性のあるステップを踏むことで、目標達成が可能ということを
伝える



⑧即行動を促す

┗期限を設けて行動を促す

┗成功する人の行動を示す



⑨投資の重要性を説く

┗自己投資することの重要性を伝える



⑩新たな学びの提供

┗具体的に自分がやってきたことを紹介する






いかがでしたでしょうか?

ストーリーを
マーケティングの視点で活用することで
フォロワー獲得や収益向上につがながります。

まずは、ストーリーのさまざまな機能を試してみてください。

慣れてきたら、教育の考え方を取り入れて、
より効果的にストーリー発信をしていきましょう!

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