「もっと手軽に効率的にインスタ投稿をしたいけど難しい…」
「CapCut、Premiere、VLLO…
動画編集アプリってたくさんあってどれ使えばいいかわからない!」
このようなお悩みを解決できるアプリが登場したことを
ご存知ですか?
今回は、動画編集アプリEditsについて
基本から詳しく解説していきます。
Editsとは?
Editsとは、2025年4月末にインスタグラムを運営するMetaから発表された
動画編集アプリです。
一度リリースが延期されたこともあり、
多くのユーザーが心待ちにしていたのではないでしょうか?
インスタグラムとの連携がしやすく、
効果的なリール動画の作成に役立ちます。
初心者でも使いやすいアプリなので、
ぜひ一度使用してみることをおすすめします。

Editsの基本情報
Editsとはどんなアプリか、何ができるのか解説していきます。
Edits(エディッツ)は、
iOS / Androidでダウンロード可能な無料の動画編集アプリです。
アプリを起動すると、Instagramとの連携を求める画面が表示され、
連携を完了すれば、そのままリール動画を作成し、
直接Instagramに投稿することができます。
Editsでできることは、動画の撮影、編集、分析です。
動画の撮影・編集から投稿、分析まで一貫して行えるのが大きな魅力です。
◯Editsのメリット
- アプリ内で撮影・編集・投稿が完結
- ウォーターマークなしで書き出し可能
- 商用利用OK
- 自動音声認識・AI背景切り抜き対応(無料)
- Instagramリールのインサイト分析機能あり(離脱ポイントなどが可視化)
- Instagram音源の利用が可能(J-POPなども対応)
- 高画質でインスタグラムに直接投稿可能(1080p)
- テンプレやインスピレーション機能あり(付箋やメモ保存ができる)
- インサイト分析機能付き(投稿後の動画パフォーマンスをEdits内でチェックできるので、PDCAも回しやすい。
- Instagramと完全連携(Instagramアカウントと紐づければ、編集後すぐにリール投稿が可能。)
◯Editsのデメリット
- PC版がない(スマホ専用)
- フォントの種類が少ない/外部フォント未対応
- 文字装飾の自由度が低い(縁取りやシャドウなどが不可)
- モザイク機能がない(個人情報や顔の隠蔽不可)
- キーフレーム未対応(高度な編集不可)
特にフォントと文字デザインの自由度が低い点は、
動画の見やすさ・印象に大きく影響します。
現時点ではシンプルな編集しかできないため、
ショート動画市場の中でデザイン性が求められるケースには
不向きといえるでしょう。
◯商用利用は可能?
Editsが商用利用できるかどうかは、
動画編集ツールとして非常に重要なポイントです。
どれだけ使いやすくても商用利用がNGであれば、
クリエイターや企業にとっては使いにくい存在になります。
結論から言うと、Editsは商用利用が可能です。
Edits独自の利用規約は公開されていませんが、
Instagramアカウントを連携する仕組みになっており、
Instagramの利用規約に準拠します。
Meta社の規約では、
ユーザーが投稿コンテンツの所有権を持つことが明記されており、
作成したコンテンツの商用利用を禁止する記載もありません。
さらに、Editsではウォーターマークが入らず、
MetaはTikTokやYouTubeなど他のプラットフォームでも使用してほしいと
公言していることからも、商用利用が問題ないことが分かります。
◯AI機能が豊富
①静止画から動画へのAI生成
画像を動画に変換することができる機能です。
素材がない時にフリー素材を探している人には嬉しい機能です。
②キャプションの自動生成
AIが話し声などを認識して、自動で字幕を生成してくれる機能。
他アプリだと課金が必要なことが多い。
◯編集画面と操作性
EditsのUIは直感的で、CapCutに近い操作性を持っています。
動画の読み込み、分割、削除、音量調整、速度調整(最大7倍速)、
明るさやコントラストの調整といった基本的な編集が可能です。
また、グリーンスクリーン(背景切り抜き)機能もあり、
撮影時に自分の背景を簡単に変えることもできます。
ステッカー機能やトランジションも搭載されていますが、
種類は多くありません。
◯インサイト分析機能
リール動画の反応をリアルタイムで確認することが可能です。
再生数、保存数、離脱ポイントなどの視聴データを
一目で把握することができ、改善につなげることができます。
次の動画の方向性まで計画してくれる機能もあり、
PDCAを回しやすいことが最大の利点です。

◯テキスト入力と自動字幕
テキストの入力はInstagramストーリーに近いUIで操作可能です。
ただし、日本語対応のフォントは限定的で、
太さの調整や縁取り、シャドウ処理は制限されています。
自動字幕機能では、動画の音声を認識してテロップを生成してくれますが、
長文になると1行の文字数が多く、編集しにくい点も見られます。
◯高度な編集が必要な場合の対処法
現在のEditsでは、複雑な文字装飾や細かい演出には不向きなため、
他の編集ソフトで一度編集し、
それをEditsに読み込んで投稿する方法がオススメです。
Edits経由でInstagramに投稿した動画は、プラットフォームから優遇される可能性があるため、投稿の最終工程で使うのも一つの戦略です。
◯他アプリとの比較

◯こんな人におすすめ
- スマホだけで高品質なリール動画を作りたい人
- 時短で“映える”動画を作りたい忙しい個人事業主やクリエイター
- 動画編集初心者で、テンプレから始めたい人
- Instagram運用を本格的に始めたい人
アプリ内構成
Editsを開くとこのような構成になっています。

注目すべき機能は下記の2つです。
注目の機能① アイデア(付箋メモ)
動画制作の「構成案」や「参考ネタ」を色分け付箋で保存できます。
例えば、
- 冒頭の構成 → 黄色
- 投稿の構成案 → オレンジ
- 印象的な言い回し → 赤
- 保存候補 → ピンク
- トレンド用 → 紫
カラー別でメモを分類できるため、
構成のリサーチや分析が非常にスムーズです。
注目の機能② インスピレーション
Edits内では、Instagramで現在バズっている動画がまとめて見られる
「インスピレーション」機能が搭載されています。
しかも、再生数・いいね数・人気音源の使用有無が
一目で可視化されており、トレンドの分析が圧倒的に楽になります。
◯Editsの今後
Edits公式から間もなく追加される機能について紹介がありました。
ユーザーからの要望が多い機能について、
新しい機能やアップデートを追加する取り組みをしているとのことなので、
今後のEditsの進化に期待できますね!
- キーフレーム: クリップの位置、回転、スケールをアニメーション化するタイミングをピンポイントで正確に指定できます。
- 変更: AIを利用して動画の雰囲気を素早く変えることができます。
- コラボレーション: 下書きを友達や他のクリエイター、ブランドと簡単に共有して、フィードバックや制作を依頼できます。
- クリエイティビティを表現するその他のオプション: フォント、テキストアニメーション、トランジション、ボイスエフェクト、フィルター、音楽オプション(ロイヤリティフリーなど)が追加されます。

いかがだったでしょうか?
Editsは、動画制作に不安を抱える初心者から、
ビジネスに本格活用したいプロフェッショナルまで、
幅広い層にフィットするInstagram公式の動画編集アプリです。
直感的な操作性、投稿までの導線の短さ、商用利用OK、
そして今後のアップデートへの期待感。
すべての点で、これからの動画時代において
“最初に選ぶべきツール”であると言っても過言ではありません。
今はまだ発展途上の部分もありますが、
だからこそ、今のうちに使いこなしておけば、
競合より一歩先へ進めるチャンスになります。
「動画編集が苦手」「何から始めればいいかわからない」
そんな方こそ、まずはEditsを触ってみてください。