この記事の結論
半年で受けた4件、合計407,000円の内訳を公開します。3件が「教える仕事」、1件が「代わりにやる仕事」でした。
月あたりの金額は代わりにやる仕事のほうが倍以上。それでも合計では、教える仕事のほうが上回っています。使える時間がどれだけあるかで、組み立ては変わります。
「子どもが小さいうちは、まとまった時間が取れない」
インスタを仕事にしたいと思っても、ここで止まる方が多くいます。撮影も編集も打ち合わせも、どれもまとまった時間が要るように見えるからです。
エストレでは、SNS運用を仕事にしたい方の支援をしています。その中に、子育てをしながら半年で4件を受け、合計407,000円になった方がいます。
金額そのものより、どんな仕事を、どれくらいの期間で、いくらで受けたのかのほうが参考になります。内訳をそのまま出します。
半年で受けた4件の内訳
| 仕事の種類 | 期間 | 金額 | 月あたり |
|---|---|---|---|
| コンサル(教える) | 3ヶ月 | 99,000円 | 33,000円 |
| 運用代行(代わりにやる) | 2ヶ月 | 143,000円 | 71,500円 |
| コンサル(教える) | 1ヶ月 | 33,000円 | 33,000円 |
| コンサル(教える) | 3ヶ月 | 132,000円 | 44,000円 |
| 合計 | ― | 407,000円 | ― |
※記載の事例は個人の実績です。成果には個人差があります。
まず目につくのは、4件のうち3件が「教える仕事」だということです。代わりにやる仕事は1件だけでした。
月あたりで見ると、差は倍以上ある
月あたりの金額を並べると、はっきりします。
- 教える仕事:33,000円/33,000円/44,000円
- 代わりにやる仕事:71,500円
代わりにやる仕事のほうが、月あたりで倍以上です。撮影、編集、投稿、数字の確認まで引き受けるので、当然といえば当然です。
ここだけを見ると「運用代行をやったほうがいい」と思えます。ですが、話はそう単純ではありません。
合計では、逆になっている
合計を出すと、順番が入れ替わります。
- 教える仕事 3件の合計:264,000円
- 代わりにやる仕事 1件:143,000円
月あたりで負けている教える仕事のほうが、半年の合計では上回っています。件数を重ねられたからです。
代わりにやる仕事は、1件で手がふさがります。撮影の日も、編集の時間も、相手の都合に合わせることになります。同時に何件も持つことが難しい仕事です。
一方、教える仕事は、決まった時間に話すのが中心です。時間が読めるぶん、件数を重ねられます。
同じ「教える仕事」でも、月あたりが違う
表をもう一度見てください。教える仕事は3件ありますが、月あたりは33,000円が2件、44,000円が1件です。同じ種類の仕事でも、1万円以上の差がついています。
この差は、金額を先に決めたのでは生まれません。引き受ける範囲と、月に何回やるかが違うから、結果として金額が変わります。
自分で決めるときは、次の順で考えると迷いません。
- 月に何回話すか(週1回なのか、月2回なのか)
- その間の質問に答えるか(答えるなら、どこまで)
- 資料や添削をつけるか
- 何ヶ月で終わるか
この4つが決まれば、金額は後から出ます。逆に、4つを決めないまま「月3万円で」と言ってしまうと、あとから回数や質問が増えて、割に合わなくなります。
半年で40万円は、どのくらいの水準か
407,000円を半年で割ると、月あたりおよそ68,000円です。
これを「少ない」と見るかどうかは、使った時間で変わります。教える仕事が中心なら、動いているのは話す時間と、その準備の時間です。まとまった時間を毎日空けなくても成立する形になっています。
また、この数字は半年間の合計であって、上限ではありません。表のとおり、期間が重なれば同じ月に2件が走ります。件数を重ねられる仕事を軸にしているのは、そのためでもあります。
時間が限られているときの組み立て方
時間が読める仕事を軸にする
子育て中にいちばん困るのは、金額よりも予定が崩れることです。熱を出せばその日は動けません。
撮影や編集は、崩れたぶんを取り戻すのが大変です。対して、決まった時間に話す仕事は、日程をずらす相談がしやすい。軸に置くなら、時間が読めるほうです。
単価の高い仕事は、数を絞って入れる
代わりにやる仕事を外す必要はありません。1件だけ入れるという形があります。この例も、半年で1件でした。
月あたりの金額が大きいので、1件あるだけで合計がはっきり変わります。ただし同時に2件持つと、予定が崩れたときに両方が止まります。
期間を決めてから受ける
4件とも、1ヶ月・2ヶ月・3ヶ月と期間が決まっています。終わりが決まっていると、次の予定が立てられます。
「とりあえず続ける」形にすると、いつまで手がふさがるのか分からなくなります。終わりを決めてから受けてください。
終わったあとの話を、終わる前にする
4件はすべて期間が決まっています。ということは、どの契約にも終わりが来ます。終わってから次を探すと、その月の収入が空きます。
続けるかどうかの話は、終わる月に入ってからでは遅いです。残り1ヶ月を切ったあたりで、次の期間をどうするかを相手に聞いてください。そこで続く相談になれば、探す手間がそのまま減ります。
よくある、もったいない進め方
単価の高い仕事だけを狙う
月あたりの金額だけを見て、代わりにやる仕事ばかりを探す人がいます。ところが件数を重ねられないので、1件終わると収入が止まります。次が決まるまでの空白が長くなります。
「教える仕事はまだ早い」と思ってしまう
自分より進んでいる人に教えるわけではありません。半年前の自分に教えると考えると、話せることは見つかります。この例でも、教える仕事が3件を占めています。
金額を先に決める
金額から入ると、あとから仕事が増えて割に合わなくなります。期間と範囲を先に決めてから、金額を出してください。表の「月あたり」の列は、そうやって決めた結果です。
まとまった時間が取れるまで待つ
待っているあいだは、何も進みません。1ヶ月33,000円の仕事からでも、受けた事実は次につながります。
よくある質問
Q: 子育てをしながらでも、続けられますか?
A: 続けている方がいます。ただし、撮影や編集が中心の仕事を何件も同時に持つと、予定が崩れたときに立て直せません。時間が読める仕事を軸にする組み立てが現実的です。
Q: 教える仕事と代わりにやる仕事、どちらから始めるべきですか?
A: 使える時間によります。まとまった時間が取りにくいなら、時間が読める「教える仕事」が軸になります。代わりにやる仕事は、件数を絞って入れる形が無理がありません。
Q: 最初の1件はいくらにすればいいですか?
A: 期間と範囲を先に決めてから出してください。この例では、1ヶ月の契約で33,000円という組み合わせもありました。小さく始めても、受けた事実は残ります。
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※記載の事例は個人の実績です。成果には個人差があります。
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