インスタグラムにはさまざまな設定があります。
フォロワーが多い人は必ずやっている
バズりやすくなる設定があることをご存知ですか?
しかし、設定に関する情報に触れる機会は少なく、
どこで教えてくれるの?と思っている方もいると思います。
そこで今回は、リールがバズりやすくなる5つの設定について
解説していきます。
1.トピックの追加
「トピックを追加」とは、
リール動画を見ているユーザー一人一人の好みや興味を持っている内容に
よりマッチするコンテンツ選定のために作られた機能です。
リールの内容に関連するトピックを追加することで、
それぞれのトピックに興味がある人たちによりリーチすることができます。
フィードやリール投稿時につける“ハッシュタグ”とよく似ていますが、
ハッシュタグのように自由にオリジナルタグを作ることはできず、
あらかじめ決められたトピックの中から選択します。
現状は1つのリールに対して最大3つまで選択可能となっていますので、
リールの内容に関連するトピックを選びましょう。
「トピックを追加」機能を活用すると、
発見タブやおすすめ投稿へ表示される可能性が高まるとも
言われていますので、ぜひ追加してみてください。
▶︎「トピックの追加」の設定方法
ステップ1:プロフィールの「+」ボタンを押す
まず、Instagramのプロフィール画面右上にある「+」ボタンを押し、
リールの投稿画面を開きます。
ステップ2:投稿する動画を選ぶ
通常通り、投稿するリールの動画を選択します。
ステップ3:「トピックを追加」を選択
投稿前の設定画面に進むと、
新しく「トピックを追加」という項目が表示されます。
表示されない場合は、
Instagramを最新バージョンにアップデートしてみてください。
それでも表示されない場合は、
まだアカウントに反映されていない可能性があります。
ステップ4:トピックを最大3つまで追加
「トピックを追加」ボタンを押すと、
自分の投稿に適したトピックを最大3つまで選択できます。
トピックは大きく分けて下記の15個があります。
●ファッション・ビューティー
●動物
●交通
●フード・ドリンク
●視覚芸術
●旅行
●スポーツ
●科学・テクノロジー
●人間関係
●舞台芸術
●ゲーム
●テレビ・映画
●ホーム・ガーデニング
●ビジネス
●教育
自分の投稿に合うトピックを選択しましょう。

2.動画の画質
画質が重要な理由には、
このようなものがあります。
- 画質が良いと ストレスがなく、長く視聴されやすい
- 画質が悪いと 見づらくなり、離脱 される
- Instagramは「滞在時間が長いアカウント」を評価する
- 滞在時間を伸ばすには ストレスを極限まで減らすことが重要
リールは流れてくるものを受動的に視聴します。
そのため、少しでもストレスを感じるとすぐにスキップされてしまいます。
動画を見続けてもらうためには、
「良い動画を作る」よりも「マイナスを減らす」ことが大切です。
画質・字幕・テンポ・話すスピードなど、
視聴者がストレスを感じる要素をできるだけなくしていきましょう。
▶︎画質設定の方法
1.プロフィールの右上の三本線を押す
2.「メディアの画質」設定を開く
3.以下の設定を変更
- モバイルデータ節約 → オフ(画質が落ちるのを防ぐ)
- 最高画質でアップロード → オン(時間はかかるが高画質で投稿)
- HDR動画再生 → オフ(自動調整による不自然さを防ぐ)

この設定をするだけで、動画の画質が向上し 視聴者のストレスが減り、
結果として再生時間が伸びていきます。
3.キャプション文
キャプション文とは、
投稿の下に表示される概要欄のようなものを指します。
ただし、実際にはほとんどの人がこのキャプションを読んでいません。
およそ9割のユーザーはスルーし、
見るのは一部のコアなファンのみです。
そのため、多くの人はテンプレートを用意し、
投稿のタイトルとハッシュタグだけを変更する形で運用しています。
しかし、キャプション文の1行目だけは非常に重要です。
なぜなら、リールの動画上にこの1行目の文章が表示されるからです。
この1行目を適当に設定してしまうと、
意味の分からない文章が表示されてしまいます。
たとえば、「今日も投稿ありがとうございました」などの文章が
出てしまうと、せっかくのチャンスを無駄にしてしまいます。
そのため、しっかりと意図を持って作成することが大切です。
効果的なタイトルのパターンを7つ紹介します。
①引きのあるタイトル
視聴者の興味を引き、手を止めてもらうためのタイトルを設定します。
例えば、
- 「これなら続けられる…」
- 「6月のオーダーは今月末で締切!」
など、リールを見たくなるような言葉を工夫して入れましょう。
②短期的な成果を強調するタイトル
短期間で成果が出ることを強調すると、
視聴者の関心を引きやすくなります。
例えば、
- 「これで3ヶ月で-10kg!」
- 「たった93日で-9.7kg!」
など、具体的な数値を入れるとリアリティが増し、
より反応が良くなります。
③ネガティブ要素を含めるタイトル
人はポジティブな情報よりも、ネガティブな情報に敏感に反応します。
例えば、
- 「これを食べると太る!」
- 「やりがちなNGダイエット法」
といったネガティブな言葉を使うと、目を引きやすくなります。
④意外性のあるタイトル
「えっ、そうなの?」と思わせるような意外な情報を入れると、
興味を持たれやすくなります。
例えば、
- 「実はプロテインは体に悪い?」
- 「インスタでは○○をしても伸びない!」
など、一般的な常識とは逆の内容を入れることで、
視聴者の関心を集めることができます。
⑤感情を表現するタイトル
感情がこもった言葉を使うと、リアリティが増し、
視聴者に伝わりやすくなります。
例えば、
- 「ヤバい!!ついに来た!」
- 「マジで驚いた…!」
感情のこもった言葉やビックリマーク、小文字を使うことで、
より会話に近い雰囲気を出せます。
⑥最新情報を取り入れるタイトル
人は新しい情報に敏感です。
「最新」というワードを入れるだけで、興味を持たれやすくなります。
例えば、
- 「2025年最新のダイエット法!」
- 「10月最新!インスタ運用の新常識」
など、タイムリーな情報を取り入れると効果的です。
⑦緊急性・限定性を強調するタイトル
人は「今しか手に入らない」と思うと、つい行動したくなります。
例えば、
- 「今月限定!特別キャンペーン実施中!」
- 「○○は今だけ無料!」
など、今すぐ行動しないと損するような印象を与えると、
反応率が高まります。
このように、続きが気になるキャプション文を作成し、
キャプションを開いてもらうきっかけを作りましょう。
また、キャプション文では動画だけでは伝えきれなかった情報を
加えることができます。
「いつ」「どこ」「誰が」「何をした」などの詳細な情報を補足して、
ユーザーに正確な内容を伝えましょう。

カバー画像サイズについて
リールには「カバー画像」を設定でき、
これはフィードの1枚目のようにプロフィールに表示されるものです。
いわゆる「サムネイル」と考えてください。
すべての投稿でカバー画像を作ると思いますが、
この画像にはInstagramが推奨するサイズがあります。
この推奨サイズに合わせることが非常に重要です。
現在の推奨サイズは以下の通りです。
- フィード投稿:4:5(1080px × 1350px)
- リール動画:9:16(1080px × 1920px)
Instagramの公式発表に基づいているため、
これらのサイズに従うことをおすすめします。
▶︎リールのサムネイルは重要度が低い?
実は、リールのサムネイルはフィード投稿ほど重要ではありません。
なぜなら、リールは基本的にスクロールしながら視聴するため、
サムネイルが目に触れる機会が少ないからです。
サムネイルが表示されるのは主にプロフィール画面なので、
「プロフィールに訪れた人がどう感じるか」を意識することが大切です。
フィード投稿の場合、ユーザーはサムネイルをタップしてから
動画を再生しますが、リールはスクロールしながら視聴するため、
興味があればその場で再生されます。
つまり、リールにはフィード投稿のような
「視聴のためのサムネイル」は存在しません。
むしろ、プロフィールページに並んだときに
見栄えが良くなるように考えるべきなのです。
▶︎リールのサムネイルで意識すべきこと
結論として、最も重要なのは
「世界観を意識したカバー画像を作ること」です。
「世界観」とは「一目見たときの雰囲気」です。
たとえば、明るくポップな印象の人なら黄色を基調にする、
落ち着いた雰囲気ならくすみカラーを使うなど、
視覚的に統一感のある世界観を作ることが重要です。
世界観を作るためには、統一感を意識しましょう。
色、フォント、ハイライト表紙デザインを統一することで、
アカウント全体の雰囲気が統一され、世界観を演出できます。
また、注意点としてリール動画やサムネイルには、
他のSNSのロゴは入れないようにしましょう。
Instagramの公式発表によると、
YouTubeやTikTokなどのロゴが入っていると、
アルゴリズムによって評価が下がる可能性があるとされています。
プロフィール表示について
Instagramではリールをプロフィールに表示するかどうかを選択できます。
Instagramのプロフィールには、
「メイングリッド」と「リールグリッド」という
2つの表示エリアがあります。
◯メイングリッド(左側)
- フィード投稿、リール、ライブ動画を表示可能
- 何を表示するか選択できる

◯リールグリッド(中央)
- リールとライブ動画のみ表示可能
- フィード投稿は表示されない

リールは、メイングリッドに表示しない設定も可能ですが、
基本的には表示させるべきです。
なぜなら、多くのユーザーはプロフィールに訪れた際、
メイングリッドしか見ないからです。
リールグリッドをわざわざ開く人は少なく、
メイングリッドに表示されていないリールは
見てもらえる機会が減ってしまいます。
そのため、メイングリッドにリールを表示しないのは
大きな機会損失になります。
フィード投稿とリール投稿の両方を行う場合、
メイングリッドにリールを追加すると、投稿が混ざってしまい、
プロフィールが見づらくなることがあります。
そのため、以下の方法で整理するとよいでしょう。
1.交互に投稿する
例:
「リール→リール→フィード」のように、3投稿ごとにフィードを入れる
2.サムネイルを工夫する
フィード投稿とリール投稿のサムネイルを明確に区別する
3.リールをメイングリッドに一時的に表示する
リールをメイングリッドに1日だけ表示し、その後アーカイブする
これら方法を使うことで、メイングリッドを整理しながら、
リールの視聴機会を確保できます。
いかがでしたでしょうか?
今回はリールがバズりやすくなる5つの設定について解説していきました。
設定をするかしないかだけで大きく差が出るので、
アカウントを伸ばしたい方はぜひ知っておいていただきたい内容です。
この記事を参考に取り組んでみてください。