整体院・接骨院のインスタ集客|症状で探す人に見つけてもらう方法

この記事の結論

整体院・接骨院は、他の店舗ビジネスと探され方が違います。お客様はお店やメニューではなく「症状」で探します。「肩こり」「腰痛」「産後 骨盤」といった言葉が入口です。

もう1つ、表現の制約が強い業種でもあります。「治る」「改善する」といった書き方は、施術所の広告として問題になりうるため、効果を断定しない書き方で信頼をつくる設計が必要です。

整体院や接骨院のInstagramで、施術風景や院内の写真を投稿しても予約につながらないことがあります。これは、探している人の入口とずれているためです。

入口は「症状」であって、お店ではない

肩がつらい人は「整体院」ではなく「肩こり 原因」「肩こり 治し方」で調べます。つまり、症状の話をしている投稿にしか出会えません

投稿のテーマ 届く相手
当院の施術風景 すでに知っている人だけ
新メニューのご案内 既存の患者さんだけ
デスクワークで肩が上がらなくなる原因 肩の不調で調べている人
産後に腰が痛くなる理由と、家でできること 産後の不調で調べている人

症状の話をすると「情報を出しすぎて来院されなくなるのでは」と感じるかもしれません。実際には逆で、自分の状態を説明してくれた相手を信頼して来院する流れになります。

症状は1つか2つに絞る

肩こり、腰痛、頭痛、産後、スポーツ障害と全部を扱うと、誰向けの院なのかが伝わりません。まずは来院数の多い症状か、得意な症状を1つか2つに絞って発信します。

地域名は名前欄で拾います。例:船橋 整体|産後の腰痛・骨盤専門

表現の制約を先に押さえる

この業種は、書き方そのものに注意が必要です。柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師などの資格に基づく施術所には広告できる事項の制限があり、それ以外の整体・カイロプラクティックも、効果を断定すると景品表示法などの観点で問題になりうるとされています。

避けたい書き方 言い換えの例
肩こりが治ります 肩まわりの動かしにくさについて、当院ではこう考えています
腰痛が改善します 施術後に「軽くなった」と話される方が多くいらっしゃいます※個人の感想です
〇〇病に効果があります 医療機関の受診が必要な場合はご案内しています
絶対に良くなります 状態には個人差があります

体験談を載せる場合は、個人の感想であることを明記し、効果を保証する表現にならないようにします。判断に迷う表現は、書かないほうが安全です。

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信頼をつくる材料を出す

体を任せる相手を選ぶとき、お客様が見ているのは施術の写真ではありません。

  1. 誰が施術するのか:資格、経験年数、どういう考え方で施術しているか
  2. どんな流れなのか:問診、検査、施術、説明にどれだけ時間をかけるか
  3. どのくらい通うのか:1回で終わるのか、期間の目安はどうか
  4. いくらかかるのか:保険適用の有無を含めた料金

3つ目と4つ目は、はっきり書かれていないことが多い項目です。「何回も通わされるのではないか」という不安が、来院をためらう理由になっています。通院の考え方を先に書くだけで、問い合わせが変わることがあります。※個人の実績です

投稿の型は3つで足りる

内容 狙い
原因の解説 なぜその症状が起きるのかを、日常の動作と結びつけて説明する 知らない人に届く。保存される
セルフケア 家でできるストレッチや姿勢の直し方を1つだけ紹介する 実際に試してもらい、信頼をつくる
院の考え方 問診にかける時間、通院の考え方、施術者の経歴 来院する相手として選んでもらう

セルフケアの投稿は、1回に1つだけにしてください。複数を詰め込むと、見た人が実行できません。実際にやってもらえたかどうかが、来院につながるかを分けます。

リールで見せるもの

姿勢や動きの違いは、静止画より映像のほうが伝わります。「この姿勢になっていませんか」と問いかけ、正しい形との違いを数秒で見せる構成が作りやすい形です。

冒頭に対象を入れます。「デスクワークの方へ」「産後3ヶ月以内の方へ」のように言うと、当てはまる人が止まります。

連絡手段を電話だけにしない

体の不調で調べている人は、電話をかけるより先に情報を確認したい傾向があります。電話番号しか置いていない場合、そこで止まることがあります。

  • プロフィールに予約フォームまたはLINEのリンクを置く
  • ハイライトに「はじめての方へ」「料金」「アクセス」「よくある質問」を並べる
  • 初回の所要時間と持ち物を明記する(服装の指定があれば必ず書く)
  • 保険が使える場合と使えない場合を分けて書く

効果の確かめ方

数字 意味 低いときに疑うところ
保存数 セルフケアや解説が役に立ったか 内容が具体的か。1回1つに絞れているか
プロフィールへのアクセス数 発信者に興味を持った人の数 投稿から誰向けか伝わっているか
リンクのタップ数 予約手段まで進んだ人 リンクの有無と、料金・流れの明記
新規のご予約数 最終的な成果 上の3つのどこで落ちているか

集患が止まるときにありがちなこと

失敗 起きること 代わりにやること
施術風景ばかり投稿する 症状で探している人に届かない 原因の解説とセルフケアを主軸にする
扱う症状を絞らない 誰向けの院か伝わらない 1つか2つに絞って発信する
効果を断定して書く 表現として問題になりうる 個人差がある前提で、事実として書く
通院回数に触れない 不安が残り、来院をためらわれる 通院の考え方を先に書く
連絡手段が電話のみ 調べている段階の人が離脱する フォームかLINEを用意する

院長先生からよく受ける質問

Q: セルフケアを教えると来院されなくなりませんか?

A: 実際には、自分の状態を説明してくれた相手を信頼して来院する流れになりやすいです。セルフケアで軽くなる範囲と、施術が必要な範囲は違うため、その線引きを合わせて伝えると誤解が起きにくくなります。

Q: 「治る」と書けないと、何を伝えればよいですか?

A: 効果ではなく、考え方と過程を書きます。なぜその症状が起きるのか、問診で何を見ているのか、どういう方針で施術するのか。体験談を載せる場合は個人の感想であることを明記してください。

Q: 扱う症状はいくつまで絞るべきですか?

A: 最初は1つか2つを推奨します。来院数が多い症状か、得意な症状を選んでください。発信が安定してから広げるほうが、アカウントの方向性がぶれません。

Q: 高齢の患者さんが多く、Instagramを使っていません

A: 直接の集患だけでなく、家族が調べて紹介する経路があります。また、地域で名前を知ってもらう手段としても機能します。ただし主要な集患経路が別にある場合は、そちらを優先する判断も現実的です。

Q: 顔出しは必要ですか?

A: 必須ではありませんが、施術者が誰かが分かるほうが選ばれやすい業種です。顔を出さない場合は、手元や姿勢の実演、声での説明などで人柄が伝わる工夫をしてください。

最後に

  • 入口はお店ではなく症状。症状の話をしている投稿にしか出会えない
  • 扱う症状は1つか2つに絞る
  • 効果を断定する書き方は避け、考え方と過程で信頼をつくる
  • 通院の考え方と料金を先に書くと、ためらいが減る
  • 連絡手段は電話だけにせず、フォームかLINEを用意する

自分の院で何から手をつけるべきか迷う場合は、エストレの無料相談で実際のアカウントを見ながら整理することもできます。

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